子育てパパがなにかやらかしています。

イクメンて呼ばれるの大きらい。子育て世代におくる、ちょっと役に立てたらいいなブログ。当サイトは広告を含みます。

*

「今、この瞬間の子どもとのかけがえのない時間を大切にしよう」と改めて思わされる話

      2014/10/22

海辺で遊ぶ親子

こういう感情って、意識してても日々の育児に追われちゃうとどうしても忘れがち。心に余裕がない時に見直すためにも、エントリーに起こしておきます。

「今、この瞬間の子どもとのかけがえのない時間を大切にしよう」

スポンサーリンク

 

我が子との「今」を大切にしたい

親子の指

発言小町に「子育てを終えた今、街で幼子を見ると涙がでます。」というトピがあります。

引用 子育てを終えた今、街で幼子を見ると涙がでます。

2006年2月に書かれたものでずいぶんと時間が経っているようにも感じますが、子育て中の親の姿の本質に迫っている、心に訴えかけるものがあります。

トピ主さんは、春に大学生と社会人になる2人の息子を持つ、子育てに一段落ついた母親の方。

長くなってしまいますが、発言を全文引用します。抜粋を試みたのですが、空気感が伝わらなくなってしまったので、あえて全文です。

二人の息子は今春、大学生と社会人になります。

あっという間に18年間の子育てが終わった気がします。息子達はそれなりに成長しました。子育ての責任を果たしホッとしたのも事実。

しかし振り返ってみると、どうしても若い母であった私は育児にちゃんと向き合わなかったと思えるのです。

なんというか、息子達が0~4歳の頃の、母として花全開だった時期に、育児が息苦しくて、いかにして息子達と離れるか、そればかり考えていたのです。

まとわりつく手を振りほどき、昼寝させよう、黙らせようとすごい剣幕で怒り、テレビが見られない、お茶がゆっくり飲めないと、当り散らす毎日でした。

せっかく遊んでと言う息子を無視してテレビを見ていたこともありました。なんてことをしたのでしょう。

今になって…別にテレビもお茶もいりません。あの日々を大切にすればよかった。ただそう思って泣けてくるのです。

二度と帰ってこない幼児期だったのに。

息子達は県外に出て、夫婦二人の生活になります。

もう息子達と暮らしじゃれあうことも無いのですね。街で子どもを連れているお母さんを見ると涙がでます。

胸がぎゅーっと締めつけられた。

ああ、僕は3歳の息子と今、きちんと向き合っているのだろうか。息子の言葉にきちんと耳を傾けているのだろうか。この母親のように将来後悔することにならないだろうか。

道で会うおばちゃんたちは、息子を見て「今が一番いい時ねえ」と皆、判を押したように言います。

「ホンマかいな? 外野は気楽だよな」 正直、反発してしまう自分もいたりもする。

恐らく、「今が一番いい時」は、事実なのだろう。その言葉には、おばちゃんたちの子育てに対する後悔も混じっているのかもしれません。

仕事と家庭と子育てと。周囲を見渡す余裕などなく、ただ前だけを見て突っ走る日々を、このトピ主さんの述懐は少しだけ立ち止まらせてくれました。

「過去のことだからきれいごとを言える」

育児に追われるママからの辛辣なコメントもついていますが、これは意識ひとつの問題。

この文章を読んでからも、むちゃくちゃな3歳児にイライラすることもあるし、頭でわかっていても実際にはできないこともたくさんある。ただ、「子どもと過ごす今しかない限られた時間を大切にする」ことを、以前より確実に意識するようになりました。この後悔の言葉に出会ったから。

将来、息子が独立した時に「オレは子育てよくやった!満足だ!」と胸を張って言い切るなんて、ぐうたらオヤジな僕にはたぶん無理だろうけど。

今、足に無邪気にまとわりつく息子との「かけがえのない時間」をもっと大事にしなきゃ。初心を忘れることなく子育てをやっていかなきゃ。その純粋な思いに、改めて気付かせてくれたことを感謝します。

 - 子育てネタ ,

ad

ad

Message

メールアドレスが公開されることはありません。

※管理人の判断によりいただいたコメントを公開しない場合がございます。迷惑コメントに困っているためご了承ください。

  関連記事

絵本「ノンタンぶらんこのせて」に教育代行してもらった結果

私:「次にお友達待ってるから、順番に譲ってあげようね」 息子:「イヤっ!」 うむ …

失敗しないための幼稚園選びのポイントとコツ

3歳の息子の幼稚園選びに、ほぼ1年をかけて奔走しました。 下手したら子どもの一生 …

うちの息子は変なの?アホなの? →変ではない。これが普通。イライラしない子育てのために「男の子」を勉強しよう。

「男の子」って、同性の父親でも頭抱えてため息が出るくらいわけわからんものみたい。 …

赤ちゃんと初めて行くディズニーランドの予習は「ディズニーママスタイル」がおすすめ

2014年3月末にディズニー公式サイトが「ディズニーママスタイル(Disney …

プラレール遊びをさらに充実させるちょっとした2つのアイテム

なぜ男の子はこんなに電車が好きなのか 男の子はだいたいどの子も電車に夢中になりま …

子供が家の中で近寄らないで欲しい場所に効果テキメン「人工芝作戦」

「こっちはつかまり立ちOK」「あっちはダメ」なんて聞いてくれるわけもなし。 子ど …

【実録】幼稚園の親子面接の服装と質問内容はこんな感じだった

息子(3歳)の幼稚園の入園親子面接。 幼稚園からの指示は、子ども本人と保護者はひ …

キッズデザイン賞2015の受賞作をチェックして「こんなグッズやサービスがあるんだねえ」とただ言うだけのエントリーです。

「1億2,700万人のキッズデザイン!」 ってコピーの意味がまったくわかんねーな …

今人気のおもちゃって何だろう?「日本おもちゃ大賞2014」からおさらいしてみよう

こんなショーをやっているのを初めて知りました。「東京おもちゃショー2014」 東 …

今、子どもに人気の絵本をAmazon売上年間ランキングから学んでみよう。

アマゾンの人気ランキングをちょいちょいチェックしてます。ただ眺めて「へえー、パン …