東海道新幹線にベビーカーごと乗れる席があると聞いて実践してみた
2014/11/18
東京から大阪へ、東海道新幹線を使って子ども連れで帰省しました。
ベビーカーをそのまま置ける席があるよ!という話の詳細を調べたのが前回の記事。
実際、その席を確保して新幹線に乗ってみた経緯が今回の記事です。
ベビーカーをそのまま置ける席はすぐに取れるのだろうか?取るタイミングのコツ、実際に使ってみてどうだったかのレビューを書いてみます。
photo credit: foolish adler via photopin cc
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新幹線に子連れで挑戦してみる
行き(東京→大阪)の突撃レポート
出発予定は、閑散期の平日昼12:00頃東京駅発の新幹線のぞみ。
新幹線チケット購入時に窓口にて聞いたところ、「ベビーカーをそのまま置ける席は車椅子向けの方用のエリアなので、出発近くにならないと一般の人は買えない」とのこと。それなら直前に変更しようと、とりあえずの保険として座席の背中側にベビーカーを置ける、車両の進行方向一番後ろの席を確保しました。
行き 1回目の変更:前日の出発20時間前
出発20時間前、前日の夕方16:00頃にみどりの窓口にてチケットを出し、席を変更申請。
しかし、「車椅子向けの方のために直前まで確保している席なのでまだ一般向けにリリースされていません。出発直前にまたご確認ください」と丁重にお断りされる。前日ではまだ取れないみたい。
行き 2回目の変更:当日の出発40分前
出発40分前に東京駅の新幹線乗り換え口改札脇の窓口で聞いたところ調べてくれ、「空いてますよ」。「では変更をお願いします」。と内心ガッツポーズでチケットを差し出す。で、変更手続きをしている間に窓口のお姉さんが「あっ!」
なんと調べた時には空いてた席が、手続きをしている間に別のどこかで確保されてしまったもよう。まさにものの20秒タッチの差 w( ̄▽ ̄;)wワオッ!!
ということで、残念。と思いながら、最初に確保した車両の進行方向一番後ろの席に座り、背中部分の空いてるスペースに折りたたんだベビーカーやらスーツケースを突っ込んでの旅でした。
壁との間に荷物が挟まっているのでリクライニングがフルでできませんが、ベビーカーを荷物棚に上げる無駄な体力使ったり、目の届かないところに置いて盗難のリスク負うよりはマシです。
ベビーカーイン席の確保が出来なかった場合、次に狙うのは絶対この進行方向に向かって一番後ろの席です。
今回、予約した時点で車両一番後ろの2人席は空いておらず、3人席の通路側と真ん中しか取れませんでした。子供が騒いで横の人に迷惑かけたらどうしよう、という心配があったのですが。ラッキーなことに子供は東京から名古屋までぐっすり。
窓側の席の方は名古屋で降りてくれて、そのまま誰も乗ってこなかったので新大阪まで窓側の席を子供の遊び場にして持たせることができたという。ちょうどうまい具合にいきました。
帰り(大阪→東京)の突撃レポート
出発予定は、閑散期平日午後の14:00頃新大阪駅発の新幹線のぞみ。
帰り 変更:当日の出発2時間半前
帰りの新幹線は行きの経験を生かして、当日の出発2時間半前にみどりの窓口へ。事前に買っておいたチケットの座席変更を申し出たところ、希望の席が空いておりスムーズに変更できました。
念願のベビーカーそのまま席です。\(^▽^)/後ろの黒のSTICKがうちので、前にも同じようなベビー連れがこの席使ってました。
まあ、帰りはぐずりまくってベビーカーになんて素直に座ってくれず、ほとんどデッキにいたんですけどね。泣き叫んで、デッキ近くのお客さんの視線が痛い・・・。すみません。
ちょっと気になったのが、2列のうちの前側、うちではなく写真の赤いベビーカーの場所だと、この写真の手前から通路を来る旅行者のコロコロスーツケースをガンガンぶつけられるということ。
スーツケースの行方なんてロクに気を配らず、結構みなさんベビーカーにガコガコぶつけても平気で颯爽と通路を歩いていかれます。まあ、自分も子供いないときはそういう細かい気配りなんてしてなかったかも、と反省しつつ。2列目もぶつけられましたが、前列よりはマシかもしれません。ということはお伝えしておきます。
まとめ
本来は「車椅子の方向け」のスペースをベビーカーが間借りするという、恐らく賛否両論がある手法です。車椅子の方が使ってなくて空いている場合は通路の一部分になるわけですし、そこにベビーカー広げていることにいい顔をしない人もいるでしょう。
ただ、私も今回やってほとほと疲れましたが、子連れで長距離移動というのは親にとってかなりの重労働です。慣れたベビーカーごと移動できるのは本当に助かりますし、ひいては他のお客さんへ迷惑かけることも少なくなるのではないかと思います。
それぞれの立場主張はありますが、そのあたりうまく周囲の人たちにも理解してもらえるとありがたいです。もちろんこの席を使う子連れ側も、車椅子向けであるという本来の使用目的を忘れずに節度を持ってお借りしたいものです。
この情報が、これから子連れ東海道新幹線に挑戦しようと思っていらっしゃる方のお役に立てたら、と思います。
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