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その子供の鼻血の止め方、間違ってないですか?正しい鼻血の止め方を再確認しておこう

      2015/08/16

正しい鼻血の止め方 (1)

朝、息子(4歳)が「おはよー」と血だらけで起きてきて「ええっ!なにごと?!」

よくよく見たら大量の鼻血。自分で鼻をほじって鼻血を出したもよう。だからいつもほじるんじゃないよって言ってるがな。

とりあえず、ティッシュをちぎって鼻に詰め、応急処置。※後で説明するけどこれは間違っている。

「鼻血が止まるまで横になって上向いてじっと寝ときな」と指示。※これもおもいっきり間違っている。

この後ちょっとした騒動が我が家に起きるのですが、それはまた後ほど。

今回の騒動の最中に「鼻血の止め方」をGoogle検索で調べてみたところ、そもそも僕の知っていた「鼻血の止め方」がまったくもってトンチンカンだったということが発覚して仰天。

今日は、自分が知らなかった事実を棚に上げて「子どもの正しい鼻血の止め方」を知っている人も知らぬ人も再確認してみよう!という偉そうなエントリーを書いてみます。

その鼻血の止め方、もしかして間違ってないですか?

Photo: Mesmerizing by Alexandre Normand

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「正しい鼻血の止め方」を学ぶ

正しい鼻血の止め方 (3)

photo credit: 20130821-IMG_6414 via photopin

小児科のWebサイトに書いてある「正しい鼻血の止め方」を片っ端から読みあさってみました。

そしたら、自分が子どもの頃に母親からやられていた止め方なんてひでえもんだし、自分で鼻血を出した時にやっていた処置も完全に間違っていたし、もちろん息子への鼻血の止め方もてんで間違った方法だったということが発覚。「おいおい、ホンマかいな」とかなり打ちひしがれた。

以下の参考サイトはどこもほとんど同じ処置方法を解説しています。ここから学んだ「鼻血の止め方」の主要ポイントをまとめてみます。

参考 広島県医師会「鼻血が出た時」/耳鼻咽頭科あらいクリニック「鼻血の止め方」/菊盛耳鼻咽頭科「子どもの鼻血の正しい止め方」/梅華会耳鼻咽頭科グループ「鼻血」/街の小児科医徒然日記「子どもの鼻血の止め方」/杉本クリニック「鼻血

 

この止め方は間違っている!

  • ティッシュを詰める → 粘膜をまた傷つけて再出血のおそれあり。
  • 上を向く、頭を後ろにそらす、横になる → 口の方へ血が流れ込み、吐き気をもよおす。気持ち悪くなる。
  • 後頭部や首の後ろをたたく → 意味がない。振動させると血が固まりにくくなる。
  • 鼻の付け根(目頭)を押さえる → これも意味がない。そもそも押さえる箇所が違う。

自分が子どもの頃に鼻血を出した時は、ティッシュを鼻に詰め、上を向かされて、自分で鼻の付け根を押さえろと言われ、母親が首の後ろをトントンしてくれました。全部ダメな方法のフルコースです。

 

子どもの鼻血の原因

遊んでいる最中にぶつかったりして鼻血が出ることもありますが、子どもの場合、鼻炎などで鼻がムズムズして鼻の穴をいじることで鼻血を出すパターンが多いそう。

ほとんどが(9割方)、左右の鼻の穴の間の壁、入り口から1cmくらいの場所(キーゼルバッハ部位)からの出血。ここはちょうど指が届く場所、かつ毛細血管が多く粘膜の薄い部分です。

 

正しい子どもの鼻血の止め方

正しい鼻血の止め方のポイントは2つ。

  1. 椅子などに座り、軽くうつむく姿勢を取る。口の方へ流れ込んだ血は飲み込まず吐き出させる。
  2. 鼻の入り口部分(小鼻)を親指と人差し指でつまむ。キーゼルバッハ部位をしっかり10分~15分程度圧迫することで血は止まる。

これだけ。他にも目と目の間のおでこを冷やすと血が止まりやすいという解説もあったりしますが、基本の処置法はこの2つを知っていれば十分のよう。

我が子の急な鼻血に慌てないよう、正しい鼻血の止め方は知っておきたいところです。

いやあ、偉そうに書いてますが、子どもがいなければ間違った鼻血の止め方のまま残りの人生を過ごすところでした。我が子のおかげで日々勉強させてもらってます。

しかしながら子育て全般そうですが、自分が親からやられていたことを我が子にやるのは当たり前で、それが間違った方法だったりするともはやお手上げです。普通、いちいち疑わないですもんね。こういうパターンはけっこうダメージが大きかったりもします。

 

おまけ:うちの息子の鼻血騒動の顛末

ティッシュ消失

正しい鼻血の止め方 (2)

Photo: Day 38 by Chris Costes

息子が鼻血を出した → ティッシュを鼻の穴に詰めて横に寝かした、までは冒頭でお話しました。そもそもの処置方法が今となっては完全に間違ってますけど。

で、しばらく目を離して息子の元に戻ったら、鼻に詰めてたティッシュがこつ然と消えているではないですか。

「えっ?ティッシュ取ったの?」「取ってない」「じゃあなんでティッシュないんだ?」

いくら探しても部屋の中に血がついたティッシュの塊は落ちてないし、鼻の穴を覗いても詰めたティッシュは見えない。

うーむ、さては鼻の奥にティッシュを押し込みやがったな・・・。鼻ほじって鼻血出したのに、ティッシュを詰めたその穴にさらに指をグリグリ突っ込むとはなんちゅうアホな。完全に想定外。やっぱり男の子は(以下省略)

ここでひとつ僕は学習したのです。

「ティッシュは小さくちぎって子どもの鼻の穴サイズにしてはいけない」

※ しつこいけどティッシュを入れるのは処置方法として間違っている。

 

耳鼻科へ行かねば

単なる鼻血が、一騒動へ発展です。まだ朝早い時間のため、近所の耳鼻科はやっていません。

慌てた妻が自治体の救急相談に電話。「緊急性はない。耳鼻科が開いたら行け」と言われたとのこと。

まあこの指示は予想していました。子どもがおもちゃを鼻の穴に突っ込むとかはよくある話だそう。そのまま鼻の中の異物に親が気付かずに、長期間放置されて膿んでくるパターンもあるとか。

息子に聞くと「なんか鼻の奥が痛い」と違和感があるようで文句を言う。鼻の奥にとどまっているで確定。泣いたりもせず、朝ごはんも普通にモリモリ食べたのが救いです。

で、午前中の仕事をキャンセルして僕が耳鼻科へ連れて行くことに。

準備して耳鼻科へさあ出かけるぞ!となった時、玄関先でいきなり盛大な「くしゃみ」をした息子。

その拍子に鼻の穴から出てきました、ティッシュの小さな塊が。ケラケラ笑う息子。まったく、わらいごとじゃないって。まさにコント。

ここでまたひとつ僕は学習したのです。

「こういう時はとりあえずくしゃみをさせればいいのかも(?)」

 

まとめ

耳鼻科に駆け込むことなく我が家の鼻血騒動は一件落着しましたが、今回の騒動は僕が「正しい鼻血の止め方」を知らぬがゆえに引き起こしたものです。

これからも鼻血はしょっちゅう出すでしょう。

その時に親のミスで症状の悪化を招くことがないよう、「座って下を向く」「鼻をつまんで圧迫する」、この2つの鼻血の止め方ポイントはきっちり押さえておいたほうがいいかも。

と、どの口が偉そうに言ってんだかって感じですが、恥を忍びながらも謹んで申し上げておきます。

 - 子育てネタ

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