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男の子の生態を知り、より効果的な叱り方とほめ方を学んでみよう

      2015/07/17

Charlotte NC Child Portrait Photographer

うちの妻は姉妹育ちで、アホな男子に免疫がない。4歳の息子のやることなすことにいちいち反応し、怒ってます。

全部ハイハイと素直に言うことを聞いたら、そもそもそんな子ども気持ち悪いし、親いらないし、子育てつまんないじゃんと僕はけっこういいかげんです。だからなおさら妻の出番が多いのでしょう。スイマセン。

姉妹育ちゆえ、妻は男子の生態があまりわかっていないハンデがあるのかなとも感じてます。母親に毎日怒られまくる兄や弟を長年見続け、「あー男子っておバカなんだなーほんとしょうがねえなあ」というのが腹の底から理解できているかどうかの差は大きい。

兄弟に異性がいるのって大事。僕も、身近な妹の行動から女性のずる賢さを学びました。

今日は、男の子の育て方に悩むママにおすすめしたい本から、その教えをちょっとご紹介。姉妹育ちで、理解不能の息子に日々戸惑うばかりのママに特におすすめ。ついでに「オレはこんなにアホじゃなかったぞ」と自分の幼児期を棚にあげて偉そうにのたまう僕のようなパパにもおすすめです。

「男の子は別の生き物なのだ」

一緒に達観しましょ。

Photo: Charlotte NC Child by Anders Ruff Custom Designs

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男の子に本当に響く叱り方・褒め方を学ぶ

著者は男3人兄弟の長男、自分の子も男3人、でもって男性保育士として12年のキャリアを持つ「男の子のプロ」

多彩な経験をもとに常に同じ親の視点から「男の子の子育て」を語っています。上から目線は皆無。語り口調も関西のノリなのでさらっと読める。

正座して読むのではなく、トイレに置いておいてパラパラっと開き、「そうだった、そうだった、今日はこう改めてみようかな」って素直に受け入れられる一冊。そういうゆるさ、大切です。

男の子を熟知している視点からの男の子論は、「男はアホだ」と自らの経験からわかっているつもりでいても、あまりにも不可解な息子の行動を前に頭を抱え出した僕のような父親にも納得の内容。ということはママ達が読んだら絶対に目からうろこのはずです。

 

「男の子」という新しい生き物なのだ

「この子は私の大切な息子! ぜったいにわかりあえるし一生大切にする!」と思っているお母さん!

彼はそんなことまったく思ってませんし、きっとパンツ脱ぎ散らかして走り回っているはずです。残念ながら。

「息子とわかりあえないのは当たり前」。まずここからスタートしましょう。

ママは「女の子」を生きてきて、息子は「男の子」を生きている。男の子の行動は「なぜ?」だらけ。男と女の差、壁は確実にあって理解できないもの。

そこにまず気付いて受け入れることからがスタートだと説いています。

いきなり踏んだり蹴ったりで受け入れがたい事実かもしれませんが、実際問題、夫婦間でも相手がよくわからないことは多々あります。血を分けた息子でも同様。「永遠に相容れないものである」という現実をベースに、息子との関係を考えていこうってことですね。

でもって

「息子と私たちは年齢が違うという問題ではなく、別の生き物として存在している」

男性の僕でさえこれですから、お母さんはこれ以上の隔たりがあると覚悟してください。

気づいていないでしょう! ほら、あなたの横にいるのは、実は人間ではなく「男の子」という新しい生き物だったのです。

親の常識が通じない、新しい生き物として接しよう。でも男の子には男の子ならではの心に響くポイントや接し方があるので、意味不明の行動やアホさに惑わされず本質を見てきちんと接しよう。そのために男の子に本当に響く、叱り方や接し方を身につけよう。

さっぱりわからないからと育児を放り出すわけにいきません。「男の子はこういうものでこういう行動を取る新しい生き物としてまず納得してね」→「じゃあそれに合わせた効果的な叱り方と接し方で対応してみようよ」をレクチャーする至極まともな本なのです。

 

男の子ってこんなもん

男の子の育て方・叱り方・ほめ方 (2)

photo credit: motion via photopin (license)

もくじだけで笑えます。

■ 年齢別 男の子の特徴

3~4歳:いつも何かと戦っている

5~6歳:仲間を増やして相変わらず戦っている

まさに今、うちの4歳児が毎日何かと戦っています。なんだかよくわからない敵から世界を守るために戦ってます。

こんな「あるある」と笑っちゃう男子の不可解行動の謎をひもとき、「うちの息子、普通なんだ・・・」と心を落ち着かせてくれます。男の子の生態がわかることで腑に落ちることも多いでしょう。

男の子は極端な場面の転換に弱いのです。基本的にいつも前提が「遊び」です。

どんなときでも、そしていつでも「遊び」を探していますし、また楽しいもの・ことを追い続けています。思考や価値観がどうしてもそちらに向いてしまう。だから、どんなに切迫している状況でも、笑いに走ってしまいます。

怒られている最中でもふざける息子。余計イラつく親。原因はここにあったようです。

こういった男の子の特性の理解が進めば、効果的な関わり方も見えてくる。ひいては親子のすれ違いも少なくなるし、子どもの健やかな成長にも繋がる。

じゃあ効果的かつ具体的な「叱り方」「褒め方」ってどんなの?

次の章へ続く。素敵な構成です。

 

男の子に効果的な叱り方・褒め方って?

王道の「ほめて、なだめ、叱り、すかし」がうまくいかず、しかもこれらは時間や手間がかかるため、親は手っ取り早く「叱る」に走りがち。

言われてみればそう。そうなのです。

だからその他の方法も考えてみよう。いかに叱らなくてすむかを考えよう。叱るなら叱る方法もきちんと考えよう。というのがこの本が一番言いたいポイント。

お母さんも達観してください。

「腹をすえる」「腹をくくる」ということです。「あきらめる」「そういうものと受け流す」ということでもあります。

その大きな視点を持って息子を見たときに、今まで気になっていたことや、腹が立っていたことが少し緩和されませんか?

具体的には

  • 死ななきゃいいか、で見る。
  • 究極な方法「見ない」。隣の部屋からいやな音がしても見に行かない。
  • 約束ごとが複雑で多いほど叱ることが多くなる。約束ごとはゆるく。
  • 子どもは「今・ここ」しか存在せず「前に言ったでしょ」は通じない。叱るのは現行犯のみ。
  • 叱るラインを明確に設定すると、親子ともお互いにわかりやすい。

など「一理あるわ」と納得する教えばかり。

褒め方についても

  • 男の子は「承認欲求」がとにかく強い。
  • 褒められても喜んで見えない「わかりにくい型」が多い。これ大人の男も多いよね。
  • 男の子はおだてられやすいので「かっこいいね!」「最高!」と意味も何もなく、理由もなく称賛。
  • 叱るのと同様、「今・ここ」で褒めないと伝わらない。

などなど、男子の特性も理解した上での褒め方のコツを伝授してくれます。

同じ男の僕でも「なるほど!」と新たな気付きの多い、男の子に効果的な叱り方・褒め方。特に「叱る」「怒る」行為は、親も体力を消耗するし、やり方ひとつで親子関係に多大な影響を与えてしまうものなので、慎重にやりつつもきちんとした効果を求めたいところ。

男の子の生態にそった形での効果的な叱り方を知ることは、言わば「省エネ子育て」習得への近道。ここだけでも読む価値が十分あります。でもって、一回読んだくらいじゃ、無鉄砲な息子を追いかけまわしていたらすぐに忘れてしまうので、手元に置いておいてちょいちょい読み返すくらいがちょうどいいと思います。

 

まとめ:思いが伝わるのは3割で良しとする

男の子の育て方・叱り方・ほめ方 (5)

Photo: undefined by Alan Cleaver

よく僕が母親に言われていたフレーズ「ひとつずつ落ち着いてやりなさい」を、最近息子にしょっちゅう言っている自分には笑っちゃいます。血は争えないというか。

でもいくら言ったって、息子はまったく聞いていないのがよくわかります。この本を読むと。人によっては愕然とするかも。

息子は言うことを聞くものだという思い込みを、最初に捨てましょう。

はい。捨てました。

男の子の生態をきちんと把握して理解すれば、必然的により効果のある叱り方・褒め方が見えてくる。その近道がこの本には書かれています。もちろん、そこには親のおおらかな考え方や心構えが必要です。

僕が一番印象的だったのはこの言葉。

10回叱ることがあれば、少し減らして半分の6回くらいにおさえてもらえませんか。そしてその中でお母さんの思いが伝わるのは、またその半分の3回ぐらいでどうでしょうか?つまり10戦で3勝7敗くらいです。

プロ野球の選手でも、3割バッターはなかなかの強打者です。10割を目指すのではなく、3割程度の柔らかさの中で息子を認めて、そして育てて欲しいと思います。それが男の子を育てるひとつの極意でしょう。

大きく構えて「まあ、いいか」。3割伝われば十分。そう考えて息子と接すると、気持ちを楽に持てるはず。

3割で良し。日々、自らに言い聞かせるとします。

 - 子育てネタ

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Comment

  1. まーまま より:

    はじめましてこんばんは。
    役立つ情報満載でいつも楽しませていただいています。
    まさに今、小2の息子の生態にうんざりしてFBに愚痴を吐きだしていたところでした。
    あまりにピンポイントな情報で。
    早く読んでみたいです。

  2. ここまま より:

    11月で5歳になる息子がいます。
    8歳に下の弟を見て育った私は、男子ってそんなもの的な視点を有して息子に接しているので、イライラせずに子育て中です(笑)
    が、3歳下の弟と男子2人兄弟で育った旦那さんは、なぜか息子に対して、言うことを聞かない等イライラしてます。
    まぁ、未だ、「自分時間>子育て」の意識故だからでしょ、と呆れていますが(爆)←愚痴です。

    原坂一郎氏の『男の子のしつけに悩んだら読む本』高濱正伸氏の『お母さんのための「男の子」の育て方』が、今まで読んだ育児本の中では男子に接すると言う意味で有益でした。
    こちらでご紹介の本も読んでみます。

    いつも沢山の情報、ありがとうございます!

  3. 二匹のこぶたのパパ より:

    こんばんわ

    もくじのくだりでウケました!

    確かに我が家の息子もいつも何かと戦ってます笑

    戦隊モノにどハマりする年頃なので仕方ない事なのでしょうかね。

    毎晩仕事から帰宅すると息子に対して激おこプンプン丸な嫁さんに是非読んでもらいたいものです。

    イライラの矛先が帰宅した僕にも向けられてきますから、もっと大らかに男の子の育児に向き合って頂くためにも必須本だと感じました。
    有益な情報をありがとうございます

    • 二匹のこぶたのパパさん

      コメントありがとうございます。
      戦う息子はどこのうちのも同じですね。

      我が家はイライラの矛先というかどうも一緒くたに怒られているような感じですが、おそらく不可解な男性陣の生態としては子も夫も似たようなものなためこの本を読むとそこのあきらめにも通じるやもしれません。

      今後ともブログともども宜しくお願い致します。

  4. それぞれの気持ち より:

    初めまして。
    読みながら笑ってしまいました。
    我が家には22才と17才の息子がいますが
    まさに、違う生き物です(笑)
    思春期は大変でしたので
    手っ取り早く私(母)がオッサンに
    なる事により、お互いの理解が出来たように思います。

  5. こざき より:

    筆者のこざきです

    丁寧なコメントありがとうございます
    とても嬉しいです
    とても励みになります
    もし良ければ、FBで紹介させていただいてもよろしいでしょう?

  6. こざき より:

    ありがとうございます。
    来月また男の子本だします。
    ちょっと節操がない感じですが…
    人生こんなこともないと思うので!

  7. こざき より:

    ご丁寧にありがとうございます
    またブログ拝見させていただきます!

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