レゴ 黄色のアイデアボックススペシャルの中身を全部公開!(写真多め)
2019/07/16
レゴを初めて遊ぶ子ども向けのセットと言えば「赤いバケツ」「青いバケツ」が王道でしたが、惜しまれつつ2014年末に販売終了。
2015年に入り、レゴの「黄色のボックス」シリーズが新たに発売されました。今、遊び出しでまず最初にレゴのセットを買うのであれば、ひと通りのパーツが揃っている「黄色のボックス」シリーズからの選ぶのが手っ取り早い。
先日、うちの4歳の息子のレゴブロック買い増しを検討し、今ある「赤いバケツ」と「青いバケツ」の次に「黄色のアイデアボックス【スペシャル】」を購入してみました。
買い過ぎだと思うでしょ。親と(お友達と)一緒に遊ぶとブロックの取り合いで足らないんですよ。毎日遊ぶからすぐに元取れるんですよ。
「黄色のアイデアボックス【スペシャル】って何が入っているの?」
このセット、店頭ではしっかり封がしてあるため、中身にどんなブロックが入っているのかが見られない。
購入検討中の方に向けて、写真38枚のてんこ盛りで中身を詳しく紹介しておきます。
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レゴ「黄色のアイデアボックススペシャル」全体を見てみよう
レゴ 黄色セットの「基本」をおさらい
基礎知識をさらっとおさらいしておきます。
レゴの黄色のシリーズは、「アイデアボックス」と「アイデアパーツ」の2種類に分かれます。ごくごく一般的なレゴの標準タイプのブロックや、車や家を作るための各種パーツが詰められたセットです。
大きな違いとして、「アイデアボックス」は箱が「プラスチック製」。「アイデアパーツ」は「紙製」です。
初めてレゴを買うのであれば、お片付けにも使えるプラスチック製のボックスがついてくる「アイデアボックス」、ブロックの買い増し目的なら「アイデアパーツ」が良いと思います。
「アイデアボックス」は現在、ブロック数221個の【ベーシック】
ブロック数484個の【プラス】
ブロック数790個の【スペシャル】
の3種類が販売されています。
スペシャルのボックス全体を見てみる
パッケージは封がされており、外装を1枚剥くとボックス本体が現れます。
今回購入した黄色のアイデアボックス【スペシャル】は
- 対象年齢:4歳~99歳、男女兼用
- ブロック数:790個
- 1個あたり:5.73円
のセットです。
【スペシャル】はブロック1個あたりの単価が一番安く、5.73円。参考までに【ベーシック】は1個6.65円、【プラス】は1個6.35円です。(※ アマゾンでの販売価格 ÷ ブロック数で計算)
今まで息子とレゴでしこたま遊んできた経験から偉そうに言わせてもらうと、それなりに最初からブロックの数や種類がないとつまらないですし、遊びの幅が広がりません。感覚的に、このスペシャルの790個くらいの分量は最低限欲しい。
小さめのボックスを最初に購入してだんだん買い増ししていくというよりは、最初にどかっとブロックの種類が豊富なセットを購入したほうが、あれこれ後から追加購入を検討する必要もなくなります。
また、きちんとお片付けの習慣を子どもにつけさせるためにもボックスは最初からあったほうがいい。子どもが雑に扱っても壊れないプラスチック製のかわいいボックスは重宝するはずです。
付属のプラスチック製のボックスの外観を見ていきます。表側。
反対側。
サイド。
上から。
底面。子どもが箱を頭にかぶって遊んでも窒息しないよう、空気穴があいてます。
ボックスのサイズは、横35.5cm ✕ 高さ26.5cm ✕ 奥行き17.5cmです。
と言われてもよくわからないと思うので、手元にあった500mlのペットボトルと一緒に写真を撮ってみた。
だいたいこんなサイズ感です。余計わかりにくいか。
十六茶はただいま増量キャンペーン中で、厳密には555mlのペットボトルです。どうでもいい情報だね。
ボックスと蓋を詳しく見てみる
蓋は子どもでも簡単に開けられます。
蓋の内側。
箱側。
蓋と箱がしっかり噛み合うよう、よく考えられた仕組みです。がっちり閉まるのに、コツをつかめば子どもの力でもすぐに開く。
蓋をきちんと閉めた状態で、このセットの790個のブロックを全部入れて箱を逆さにしても蓋は開きませんでした。
レゴ「黄色のアイデアボックススペシャル」の中身を見てみよう
本題の黄色のアイデアボックススペシャルの中身を見ていきます。
最初に蓋を開けると、色ごとにブロックが小分けの袋に入っています。
全部取り出して並べてみる。
ブロックの小分けの袋が8袋。それに緑色の「基礎板」と「組み立て説明書」が入っています。
小分けの袋は箱同様、もし子どもが口をつけたりかぶったりして遊んでも窒息しないよう、全部に小さい穴が空いています。細かいところまで配慮が行き届いており、さすがレゴ。
8つの袋の中身をひとつずつ見ていきます。
1つ目。黒っぽいブロックをまとめた袋。タイヤなども。
2つ目。緑色のブロック。
3つ目。青色のブロック。
4つ目。ピンクや紫色のブロック。
5つ目。赤のブロック。
6つ目。黄色やオレンジ色のブロック。
7つ目。茶色やベージュのブロック。
最後の8つ目。白とグレーのブロック。
従来の「赤いバケツ」「青いバケツ」のセットと比較すると、鮮やかなパステルカラーのブロックが多い印象です。従来のセットは原色のブロックばかり。
また、家のパーツやあまり見かけない細かいパーツもこのセットは充実しており、すでに持っているブロックとさほど重複することなく、アレンジがあれこれ楽しめます。
これらのブロックに、ポッチが16個✕16個の基礎板(きそばん)がついてきます。横のペンはサイズ感をつかむために置いた。
基礎板があると、この上にブロックを組み上げていくだけなので遊びやすいです。付属のサイズだと遊び方によってはちょっと小さい。大きいサイズの基礎板の買い増しを検討したほうがいいかもしれません。
基礎板についてはこちらに詳しくレビュー書いてます。結論としては「別で買ったほうが確実に良い」です。
関連記事 レゴブロック遊びに基礎板は必要なの? 結論「あったほうがいいです」
話戻します。セットには、作り方の説明書も入っています。
何を作ればいいのか最初はわからないと思うので、参考になります。
そんなにいっぱいの種類が掲載されているわけではないため、おまけ程度の簡易説明書です。パソコンの画面マークがついている作品は「公式サイトに作り方が書いてあるよ」という意味で、この説明書には作り方が載っていないという。
4歳児がアイデアボックススペシャルで遊ぶとだいたいこんな感じ
「対象年齢:4歳から」のこのセットをうちの4歳ちょいの息子に与えたところ、毎日どのように遊んでいるのか。
「うちの子にはまだ早い?」とお悩みのパパ・ママの判断基準になればと記録しておきます。
このセットは細かいパーツも多いです。細かいパーツに「できない!」とたまにひとりで怒りながらも、なんとか組み立てられるレベル、それがだいたい4歳。
こういった細かいパーツや、厚みの薄いパーツは、組み立てられても、小さい子どもにとっては「はずす」のが難しい様子。指先や爪でうまくひっかけられないのです。
息子を観察しているとセットの中に入っている「ブロックはずし」を器用に使い、はずしにくいブロックをはずしています。ブロックはずしを使うと、てこの原理で固いブロックもやすやすとはずせます。
この「ブロックはずし」の使い方をまずマスターさせると、親のところへ「はずしてくれ」と毎度持ってこなくなるので楽ちんです。最初にブロックはずしの使い方をひたすら息子に仕込んだわたくし、グッジョブ。
子どもの成長によりますが、あまりにも早い段階で細かいパーツを与えるとまずは「誤飲」のリスクがあります。
あとブロックを耳や鼻の穴に突っ込んで遊んだりとアホなことは何歳になっても平気でするので、それも親が目を配らないといけません。なんで穴にとりあえずなんでも入れたがるんだろうねえ。
さらに、細かいパーツは子どもにとって扱いにくいため、癇癪やストレスの原因になることもあります。せっかくの楽しいブロック遊びなのに、ストレスフルで楽しくないんじゃ意味がありません。
最初は細かいパーツは間引いておいて、ブロック遊びに慣れたら少しずつ様子を見ながら渡していく。そのように親が調整してあげたほうがいいと思います。うちはそうやって徐々に扱えるブロックを増やしていき、なんとか小さいブロックも取り入れて遊べるようにまで成長してきてます。
それから、4歳くらいだと、まだブロックの山から説明書に書いてある必要なパーツを探すことが苦手です。鈍いのか、視野が狭いのか、うちの息子は目の前に目当てのブロックがあっても気づきません。
小さいパーツをブロックの山から探すのは大人でも大変で、実は僕もすぐイライラして途中でぶん投げます。
妻はすぐに目的のパーツをさっと見つけるため、男性と女性で根本的な何かが違うのでしょうか。単に性格の問題かな。
必要なパーツを全部ひと通り揃えてあげると、説明書を見ながら息子ひとりで上手に組み立てます。少し補助が必要な場合もありますが、9割方は説明書通りにひとりで組み立てられます。
他にも自分のイメージしたものをものすごく上手に作り上げたり(親ばか)、この間は祭りの後に神輿を作ってわしょい担いでましたけど、だいたい4歳になるとレゴでそんな遊び方ができるようになります。
このセットは、対象年齢通りに「4歳から」で購入して大丈夫です。それ以下の3歳くらいでも、小さいブロックは前述の通り親が間引いてあげれば十分に遊べるセットです。
まとめ:最初から存分に遊び倒すなら「スペシャル」
全部のブロックを箱に戻すと
箱全体の3分の1にも満たないです。「追加でブロックを買ってね」と、レゴからの暗黙のプレッシャーを感じます。
これでもとりあえずは790個のブロックがある。車や家のパーツなどひと通りは揃っているので、レゴ遊びのスタートダッシュは切れます。
最初は説明書通りに親が一緒に作ってだいたいの感覚を掴んだら、あとは好き放題に作って、存分に創造力を磨いていってくれ。
親の勝手ですが、そういう流れにしたければ、やはりそれなりの種類のブロックが最初からあったほうが良い。子どもがひとりで遊ぶ際も、親が一緒に遊ぶ際もスムーズに楽しめます。種類が最初から豊富なら「あー、そのブロックここに使いたかったのに」といったような、ブロックの取り合いにもなりません。
どうせ買い増すのであれば、最初からちょっと奮発してパーツ数の多い充実のセットを買っておく。そうするとその後の買い増しが減り、親も楽。そういう点では、黄色のアイデアボックスなら【スペシャル】が一番おすすめ。
これが、レゴのセットを買い続け、遊び倒している我が家の結論です。
ちなみに、レゴの最安値を探すとアマゾンが一番安いという結果にたどり着くはず。レゴ直営のアウトレット店舗よりもダントツで安いです。
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Comment
年少男子の母やってます。前にもコメントしたことあり。
御指南どおり、うちもレゴの黄色ボックスにしました!店頭にスペシャルはなかったことと、買い足しは後からでいいや、と思ったこと。
大人が楽しんでます。
息子は「触ると壊れるのをなんとかしろ!(怒)」と騒いだり、「何作ってみようか?」「ラーメン!」「…。」という会話になったりと、レゴの本質を理解できていない模様。
これからですな。
Marinさん
コメントありがとうございます。
ラーメン笑 この年頃の子どもは吸収力や創造力が高いので、ちょっとコツをつかめば「おおこんなものを作るようになったか!」と親が感心するレベル(親ばかですかね)まで到達するのは早いかと思います。
ついこの間、黄色のスペシャルBox(10698)を奮発して2セット+薄いブラウンの基盤(10699)2枚買いました
(2人兄弟なんで2セット無いと確実に喧嘩になってしまうんで^^;)
嫁には無茶苦茶怒られましたが^^;、息子達は夢中で遊んでくれてます^^
やっぱりレゴって良いですよね
Jyugemさん
コメントありがとうございます。
2セット+基礎板とはなかなか自分も踏み切れないと思いますが、息子さんたちが喜んでいる顔を見られるのが一番ですよね。