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年賀状(年賀はがき)の金券ショップ販売価格はいくら?汗と涙の調査結果 2020年年末版

      2020/12/15

金券ショップの年賀はがきの価格

1枚63円の年賀はがき。金券ショップで一体いくらで売られているのだろうか?

東京だといくらが相場なのだろうか?

節約のため、金券ショップはよく使う。二束三文で投げ売りされている期限切れ直前の株主優待券とか大好き。その流れでなんとなく始めた「年賀はがきの金券ショップ価格調査

さて、2021年年賀はがき(調査日:2020年11月)の相場はどうなっているのか? 値段はいくらだろうか?

過去7年の傾向から、東京のチケットショップ激戦地区「新宿」「新橋」のみの金券ショップの価格を調べてきました。この2つの街が最安値で、他の街はさほど安くない。やっても疲れるだけ。手抜きじゃないです。たぶん。

調査結果をまとめ、そこから平均価格を導いてみます。

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過去の年賀はがき価格調査ダイジェスト

金券ショップの年賀はがきの価格_2015年_平成27年

まず過去7年、東京での年賀はがき価格調査結果をおさらいしておきます。

まあ自分でも暇なヤツだな、とは思う。

なんだかもうこれは年末の恒例行事でやらないと逆に気持ち悪く、あと定点観測しているとおもしろい傾向も見えてくるわけです。

 

2015年年賀はがき価格調査結果

調査日:2014年11月

2014年4月の消費増税で、ハガキ1枚50円→ 52円に値上がり。値上がり後、初めて迎えた年賀はがき販売です。

  • 東京(新宿・新橋・御徒町・池袋・神田・渋谷)の相場は、定価52円を48円~50円で販売。最安値は48円。最大7.6%オフ。平均は49円、50円のライン。
  • どこのお店も10枚単位のセット販売が基本。100枚以上購入の場合、さらに値引きされるパターンもあり。
  • 2013年年末まで普通紙とインクジェットの価格差をつけていたお店が見受けられたが、2014年年末は見かけず。
  • 神田・渋谷・池袋はやる気がなく、「新宿」と「新橋」が最安。バラ売り1枚可で最安値の店もあり、チケットショップがひとつの区画に密集しているので価格比較がしやすく、ユーザーも買いやすい。

新宿と新橋にとりあえず行けば良し、というひとつの方向性が見えた。

 

2016年年賀はがき価格調査結果

調査日:2015年11月

  • 東京(新宿・新橋・御徒町・池袋)の相場は、定価52円を47円~51円で販売。最安値は46.5円。最大11.5%オフ。どこも前年より1枚1円ほど全体的に安い傾向。平均は48円、49円、50円のライン。
  • どこのお店も10枚単位のセット販売が基本。バラ売りは希少。200枚以上購入の場合、さらに値引きされるパターンもあり。
  • 東京ならやっぱり「新宿」と「新橋」が最安でおすすめ。

また、12月最終日曜日に「新宿」「新橋」の店頭価格を再調査。

  • 新宿:10枚単位46.5円、46円が容易に見つかる。11月上旬より1枚あたり1円値下げ。
  • 新橋:11月上旬と同じく47円、48円もありながら、10枚単位で45.3円、46.5円などが多数。

年賀はがき発売直後の11月上旬より、在庫をさばくモードに突入する12月末のほうがあたりまえですが安くなるという傾向も見えました。

 

2017年年賀はがき価格調査結果

調査日:2016年11月

  • もう価格調査は「新宿」と「新橋」しか行かない。手抜きじゃない。省エネです。
  • 新宿の相場は、定価52円が1枚46.5円~49円。2014年年末、2015年年末には消えていた「インクジェット紙」と「普通紙」の価格差が、2016年年末には新宿の2店舗だけあったのがひっかかる。
  • 新橋の相場は、定価52円が1枚47円~50円。
  • 最安値は新宿での200枚単位の46円。平均値は47円。

 

2018年年賀はがき価格調査結果

2017年6月1日からは通常はがきの料金は52円→ 62円に値上げ。

62円になって初めてのお正月のはずが、2017年12月15日(金)~2018年1月7日(日)までの投函に限り、年賀はがきを52円に値下げというびっくり仰天の方法を郵便局が取ってきた。

調査日:2017年11月

  • 新宿の相場は、定価52円が1枚47.5円~49円で販売。47.5円(200枚完封)が最安値。
  • 新橋の相場は、定価52円が1枚46.5円~51円で販売。46.5円(200枚完封)が最安値。
  • 一番密集しているのは48円~49円のライン。最安値は46.5円。最大10.5%オフ。

 

2019年年賀はがき価格調査結果

2019年(平成31年)年賀はがき_金券ショップの値段

前年の年賀はがきは特例で52円に値下げされたため、値上げされた「62円」で迎える実質「初めてのお正月」となりました。

調査日:2018年11月と12月

  • 新宿の11月の相場は、定価62円が1枚58.5円~61円。200枚完封の1枚あたり58.5円が最安値。12月に入って在庫が枯渇気味。どこの店も一律61円の横並び。
  • 新橋の11月の相場は、定価62円が1枚59円~60円。10枚売りの1枚あたり59円が最安値。新宿同様12月に入って全体的に1円~2円値上がりで61円売りの店舗ばかり。
  • 一番密集しているのは60円~61円のライン。最安値は58.5円。最大5.6%オフ。割引がしぶい。
  • 2018年の年末、金券ショップでの年賀はがき取り扱いの規模というか目に見える店頭での数がいつもの年に比べて極端に少なかった。2018年年末から郵便局員への年賀はがき販売ノルマが撤廃されたらしく、ノルマ達成のために自腹を切る→ 金券ショップへの持ち込みというパターンも例年の半分以下だったそうで、だから在庫が少ないみたい。

 

2020年年賀はがき価格調査結果

消費増税に伴い、2019年10月1日からはがきの郵便料金が62円から「63円」へ値上げとなりました。

調査日:2019年11月

  • 新宿の11月の相場は、定価63円が1枚62円~63円。金券ショップでの取り扱い自体が縮小している傾向が明らか。
  • 新橋の11月の相場は、定価63円が1枚62円~62.4円。5枚ないし10枚の束売りが基本。全然安くない。
  • 1枚あたり62円のラインが一番多い価格帯。最安値も62円。最大1.58%オフ。2018年年末の最大割引率は5.6%オフ。2017年年末が10.5%オフ。年々、割引が渋くなっている。

 

金券ショップの年賀状販売価格(2020年年末調査)

価格調査の前提

調査日:2020年11月

調査対象:11月1日発売の2021年(令和3年)年賀はがき 無地の普通紙とインクジェット紙

調査エリア:新宿、新橋。過去行って全然安くなかった神田・渋谷・御徒町・池袋はスルー。

対象店舗:ふらふら歩いて目についた店を適当にピックアップ。

掲載価格:1枚あたりの単価に計算し直してます。カッコ内に詳細を補足説明。「10枚単位、200枚完封でないとその値段で売らない」というセット販売の縛りがあるお店がほとんどです。

 

「新宿」のチケットショップ

金券ショップの年賀はがきの価格_新宿

過去の年賀はがき最安値地域「新宿」からまずは調査開始。

新宿の金券ショップ密集地は競争原理が働き、買取・販売価格は東京でも一番の好条件です。具体的には、西口のチケットショップ密集エリアをチェックするだけで十分です。

お店の名前書いちゃうと問題が多そうなので伏せます。これでも街ごとの相場感は把握できるはず。

【2020年11月上旬の調査】

  • A店:62円(バラ売り)
  • B店:61.5円(10枚単位)
  • C店:62円(10枚単位)

チェックしたのが11月の頭、本当に年賀はがきの売り始めもいいところで金券ショップはいっぱいあれど店頭在庫がほとんどなかったです。

その後、コロナが怖いため無駄にうろうろしたくなくチェックしに行けてない。

とはいえ昨年あたりから金券ショップ側もやる気が感じられず、もはや、年賀はがきが金券ショップにとって「たいしてうまみのない商品」になったのを強く感じます。

新宿の相場の経緯をまとめておくと

  • 2015年年賀状:定価52円が1枚48円~50円
  • 2016年年賀状:定価52円が1枚47円~49円
  • 2017年年賀状:定価52円が1枚46円~49円
  • 2018年年賀状:定価52円が1枚47.5円~49円
  • 2019年年賀状:定価62円が1枚58.5円~61円
  • 2020年年賀状:定価63円が1枚62円~63円
  • 2021年年賀状:定価63円が1枚61.5円~62円

こんな感じ。2021年年賀状は、10枚売りの1枚あたり「61.5円」が最安値。

ちなみにすでに絵柄が印刷された年賀はがきのほうが取り扱いが多い。無地の取り扱いがなくても印刷済みの年賀はがきの取り扱いはあるお店も。

 

「新橋」のチケットショップ

金券ショップの年賀はがきの価格_新橋

新宿と双璧をなして金券ショップの買取・販売相場が優良なのが「新橋」

近所の東京駅(八重洲口)や有楽町にも金券ショップがありそうな雰囲気ですが、家賃が高いからか、意外とお店の数は少ないしいろんなチケットなどを見比べてもお値段は高め。なので新橋を推奨します。

基本的に、JR新橋駅前の「ニュー新橋ビル」の中にある金券ショップ群だけをチェックしておけばOKです。

【2020年11月下旬の調査】

  • D店:62.5円(10枚単位)/63円(バラ売り)
  • E店:62円(バラ売り)
  • F店:62.5円(10枚単位)
  • G店:61.8円(10枚単位)
  • H店:無地取り扱いなし
  • I店:62円(バラ売り)
  • J店:61.6円(200枚完封)
  • K店:61.8円(10枚単位)
  • L店:62.5円(10枚単位)
  • M店:62円(バラ売り)
  • N店:62円(10枚単位)
  • O店:無地取り扱いなし
  • P店:62.5円(10枚単位)
  • Q店:62円(バラ売り)

新橋の相場の経緯をまとめておくと

  • 2015年年賀状:定価52円が1枚48円~50円
  • 2016年年賀状:定価52円が1枚47円~50円
  • 2017年年賀状:定価52円が1枚47円~50円
  • 2018年年賀状:定価52円が1枚46.5円~51円
  • 2019年年賀状:定価62円が1枚59円~60円
  • 2020年年賀状:定価63円が1枚62円~62.4円
  • 2021年年賀状:定価63円が1枚61.6円~63円

です。

新橋という土地柄か、ビジネス需要も多いからか200枚単位の販売が多くて店頭在庫が山積みだったのが普通だったのに、近年は誰が見ても明らかで在庫が少ない。マジで売ってない。

新宿と同じく、絵柄が印刷済みの年賀はがき(1枚あたり平均価格75円)は取り扱っているけど無地はないというお店も。

ちなみに新橋の年賀はがきの「買取相場」は200枚完封で1枚あたり61円、それ以外のバラでの持ち込みは1枚59円でした。

 

まとめ

金券ショップにおける年賀状販売価格の傾向

2020年(令和2年)年賀はがきの金券ショップ価格

2021年(令和3年)年賀はがきのチケットショップにおける販売価格、全体の傾向をまとめます。

  • 東京の相場は、定価63円を61.6円~63円で販売。全然安くない。最安値は新橋の金券ショップで1枚61.6円。最大2.3%オフ。
  • 2017年年末の最大割引率は10.5%オフ→ 2018年末5.6%オフ→ 2019年末1.58%オフ→ 2020年末2.3%オフ。しぶい。
  • 1枚あたり62円のラインが一番多い価格帯。
  • というか、金券ショップの無地年賀はがきの取り扱いと在庫が2019年末からあからさまに少なくなっている。びっくりするくらい。

1枚63円が62円じゃ、大した割引率ではないし、新宿と新橋の金券ショップ激戦区の優位性は以前ほどはないです。

2018年末から金券ショップでの年賀はがき取り扱いの規模がいつもの年に比べて極端に少なくなってます。例年は200枚完封が山積みの在庫も12月にはショーケースがスカスカ。在庫自体が明らかに少ない。

それは、2018年から郵便局員への年賀はがき販売ノルマが撤廃され、郵便局員がノルマ達成のために自腹を切る→ 金券ショップへの持ち込みというパターンも例年の半分以下、とニュースになっていてそれで合点がいきました。一部では自腹購入ノルマがまだ残ってるみたいですけど。

そして2019年末も、2020年末も、その減少傾向は露骨に感じます。金券ショップに年賀はがき自体の入荷がない。

それから原因としてもう一つ考えられるのは、そもそも日本郵便の年賀はがきの発行枚数が2003年の44.6億枚をピークに、2021年年賀はがきは19.4億枚と鬼のように減ってます。56%減。

そもそも1年前の2020年年賀はがきの発行枚数23.5億枚から今年は17.4%も減っており、初の20億枚割れ。

SNSでの新年の挨拶のほうが楽だしお金も安い。手間と時間かけてわざわざ書いて1枚63円ってまあまあかかるしで「そりゃ減って当然だよね」って感じです。

ユーザーの需要がないため、金券ショップとしても扱ってももはや売れない年賀はがきに店頭ショーケースのスペースを割く意味がない。積極的に売る商品ではなくなっています。

7年間、同じ場所の同じお店を見ているだけですが、世の中の流れを強く感じます。

 

年賀はがき1枚62円が妥当ラインか

他の街やエリア内の金券ショップをしらみつぶしに調べれば、もうちょっと違う結果になる可能性は否定しません。

しかし、金券ショップ激戦区の新宿・新橋の相場が東京都内のベースとなるのは過去7年の調査から明らかで、上記の全体的な相場感から大きく結論がブレることはないんじゃないかなと思っています。

調査結果から、2020年年末は1枚あたり62円で万々歳のライン。

枚数によりますけど、正直言って、金券ショップで買うメリットあるのか?というレベルです。

こんなの、そこらの金券ショップで出ている値段だし、郵便局で買ったら何かおまけをくれるかもしれないので本家のほうがもしかしたらいいかもしれません。

金券ショップにおける2021年年賀はがきがちっとも安くないのは、上で書いた「郵便局員への販売ノルマの撤廃」により「金券ショップへの入荷数が少ない」ため「価格が高めでもそこそこ売れる」という現象が起こっているのが原因のひとつ。

そして、「ネットやSNSの普及」により「束で大量にさばいてなんぼの薄利多売の金券ショップで年賀はがきが明らかに売れなくなっている」ため、「金券ショップのやる気が感じられない」のも大きな原因と読みます。

とにかく笑っちゃうくらい金券ショップが年賀はがきを売る気がないです。そんな2020年の年末。

また2021年の年末、調査したいと思ってます。

 

おわりに

これ調べるの、けっこう手間がかかります。

ちょこちょこと歩いておかげさまでいい運動になりました。これやるたびに、まだネットで最安値リサーチなどできない頃、家電を買うために最安値を拾いに何軒もの家電量販店をハシゴしていたことを思い出します。

最近はネット、しかもスマホの普及で店頭で最安値を調べられるという、あの頃に比べたら夢のような時代。「価格を足で拾う」なんて非効率なこと、誰もやらなくなってますものね。

「最安値リサーチの時間短縮」は、ネット普及の最大の功績のひとつです。売っている側はたまったもんじゃないと思いますが。

そんな時代に逆行して時間をかけて足で拾った価格情報が、年賀はがき代を節約をしようと思っている方の時間短縮のお役に立てますと嬉しいです。

 

※ 年賀状印刷を専門の印刷屋さんに頼むことで年賀はがきの切手代63円が割引になる方法もあります。そんな割引をやってるのは業界大手の「挨拶状ドットコム」。

1枚につき「3円引き」の「60円」になります。今回の調査で出てこなかった最安値がこんなところにね。あはは

参考 挨拶状ドットコムの年賀状印刷

実際にここに年賀はがき印刷を頼んだ結果のレビュー書いてますのでもしよかったら。

関連記事 宛名印刷無料が売りの挨拶状ドットコムに年賀はがき印刷丸投げしてみた(3年目)

サービスや印刷品質は「ごく普通」だけどただただ年賀状印刷を安く上げたいのであればこちら。ラクスルの利用レビュー。

関連記事 年賀状印刷を「ラクスル」に3年連続頼んだ感想と注文前に知っておきたいポイントを整理しておく

 

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Comment

  1. 久保 より:

    大変参考になりました。
    先月末の時点では新宿では10枚1組、465円(1枚46.5円)で売っていた場所が多かったです。

  2. 通りすがり より:

    新宿、新橋共に、44円が12月5日時点で出てますね
    新橋で常連になってる店情報では
    下旬には40円きるかもって言ってました。

  3. 女性 より:

    ためになるブログ、ありがとうございます。私はなかなかお店で値段きくのが苦手です。買うときも売る時も、どういうふうに聞いたらいいのでしょうかねぇ。
    新宿は、インクジェット紙が46.5円で、普通紙は48円でした。あと、安売りチケット屋はどうも愛想がよくない店があるきがします。すいてる店の店員は愛想がよくない。こっちも少しくらい安くても、もうきたくないと思いました。

  4. いの より:

    本日、新宿で
    200枚完封45円/枚、バラ売り46円/枚でした。

  5. ささみ より:

    凄くためになりました。懸賞応募でハガキが大量に必要だったのですが、年賀状が安く手に入るなら良いなと思っていたところです。今年の12月まで待ち遠しいです。

  6. あつぎ より:

    名古屋今池 新日本切手商会
    各種年賀はがき1枚59円でした。
    ない種類もあります。

  7. エイ より:

    ご苦労さまです
    参考通り62円でした 秋葉原 御徒町は
    12月14日でしたけど在庫がなかったり
    10枚625円もありました
    安く帰るところが通り道の人は良いですね

  8. 街角ウォチャー より:

    素晴らしい調査です。大変、参考になりました。
    経済の動向と日本郵政のドタバタぶり、そしてSNSのようなITの変化を、”格安チケットショップの定点観測”を通して鋭く斬る、というレポートだと思いました。
    そのうち、チケットショップの店頭から年賀状は消える日も近いと思いますが、その時まで、是非、調査を続けてください!

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