月々サポート・毎月割・月月割はいつからいつまで？解約月との関係まとめ

各社、携帯電話の機種料金を24回払いにし、その金額に対して携帯電話会社が一定額を補填することで、機種料金を「割り引いてユーザーの毎月の負担を軽減」したり、「2年使えば実質0円」という割賦契約の売り込み方をしています。

割賦（分割）契約は話だけ聞くとお得なような気がしますが、要はローン組まされているのと同じなので、あんまりいいことではない。

関連記事　あなたの知らない携帯機種分割契約のワナ

この機種割賦契約、ドコモは「月々サポート」、auは「毎月割」、ソフトバンクは「月月割」と言っています。新規、機種変更、MNP（乗り換え）といった契約によって補填金額が違うのも特徴。

そして各社、割賦契約24ヶ月のカウントの仕方がやたら小難しいのです。ユーザーを意図的に混乱させようとしてるとしか思えない。

今回は、「月々サポート・毎月割・月月割」は、いつまで続いていつまで終わるのか？2年契約の契約更新月との兼ね合いはどうなっているのか？を整理してみます。

photo credit: blakespot via photopin cc

スポンサーリンク

各社の機種割賦サービスはいつ終わるの？

ドコモの「月々サポート」

ドコモの機種への「月々サポート」は、購入した翌月から適用されて24ヶ月間適用されます。購入月は適用されません。

2016年3月契約なら、2014年4月から「月々サポート」適用、24ヶ月後の2018年3月いっぱいで終了です。

2014年3月以前の契約は、契約当月から「月々サポート」が適用されていましたが、2014年4月購入分からは「契約月の翌月から24ヶ月」の適用にルールが変更になりました。

契約の2年縛りも契約した翌月から適用なので、24ヶ月後に終了。月々サポートの終了と同時で、その翌月が解約金のかからない更新月となります。

参考　ドコモ公式サイト「月々サポート」

auの「毎月割」

auの機種への「毎月割」は、購入月の翌月から24ヶ月間の適用です。購入月は適用されません。

2016年3月に契約したら翌月の2014年4月から適用開始、2018年3月に終了となります。

2年契約の終了月と「毎月割」の終了月は同じ。翌月が2年契約の更新月となります。上の例だと2018年4月。

参考　au公式サイト「毎月割」

ソフトバンクの「月月割」

機種への「月月割」は、購入月の翌月から24ヶ月間の適用です。購入月には適用されません。

2年契約と月々割は2年完走すれば同時に終了。翌月には解約金がかからない更新月となります。

昔は、2年契約が終わっても機種残額の月月割が残っていたりするひどい地雷が仕掛けてあって非難轟々でしたが、今は2年契約の更新月の前月には「月月割」は終了している計算になります。

参考　ソフトバンク「月月割」

いまいちよくわからなかったので、この難解な仕組みをソフトバンクショップに確認しに行きました。

「月月割終了月は、2年契約更新月の前月という認識で合っていますか？」という僕の質問に、嬉々としてiPhoneの毎月の料金を説明していた窓口のお兄さんは頭を抱えてしまいました。

そして、代理店サポート（ショップの店員の質問に答えてくれるソフトバンクの部署）に電話して確認を取り始め。おかげで15分くらい待たされました。

対応してくれた店員さんが新人だっただけかもしれませんが、ショップの店員もわからないような、複雑な仕組み作らないで欲しいですよね。そんなもの、ユーザーがわかるわけないです。

わざとわかりにくい仕組みにしているような

「月々サポート・毎月割・月月割」は、わかりにくい仕組みです。

ドコモが2014年4月からルールを変更したことにより、

• 契約更新月の翌月から適用
• サポートは24ヶ月継続
• 機種代のサポート終了月と2年契約終了月は同月
• 終了の翌月が解約金のかからない「契約更新月」

と各社横並びとなりました。

24回の割賦契約を完走せず、途中で機種変更をしたり、解約や乗り換えをした場合は、残りの残月数分の機種代を精算せねばならず、けっこう高額な金額になったりもします。また月途中の機種変更、解約はその月にさかのぼって機種代金を請求されます。

そういう面倒なことに巻き込まれないために、機種の一括購入を個人的には推奨しますが、それは別の記事にまとめたいと思います。

関連記事　携帯は分割で買うな！一括0円で通信費節約のススメ