レゴ「赤いバケツ」と「青いバケツ」の違いは何?どちらを買えばいいの?
2015/12/12
レゴの基本セット「赤いバケツ」と「青いバケツ」を一気に購入しました。
「「赤いバケツ」と「青いバケツ」の違いは何?」「どちらを買ったらいいの?」とお悩み中の方に向けて、ふたつの違いを整理してみます。
「違い」より「バケツの中身の詳細」が知りたい方はこちらの記事をどうぞ。
【追記】
レゴの「赤いバケツ」「青いバケツ」は2014年の年末で残念ながら生産終了となりました。現在売られているのはお店の在庫の残りのみです。
レゴのブロックセットの後継モデルは「黄色のアイデアボックス」と「アイデアパーツ」となります。新商品のこちらもレビューしてます。ご参考まで。
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レゴ基本セット「赤いバケツ」と「青いバケツ」の違い
バケツ自体の大きさ
赤いバケツのほうが、青いバケツよりちょっと大きいです。
バケツがすでにセットとして標準でついてくることで、ブロックが散らからずにお片付けの習慣を子どもにつけられます。
バケツ自体の機能の差はありません。持ち運びが楽なように取手がついています。赤も青も両方とも、ぱかっと取り外す形の蓋付き。ロック機能はないので、倒したり、逆さにすると中のブロックが盛大にこぼれます。
価格は、青いバケツのほうが安いです。
ブロックの大きさなどの規格
レゴブロックの基本サイズ(レゴシステムと呼ばれている)になります。赤いバケツも青いバケツもブロックの規格に違いはなく、同じサイズ。問題なく互換します。
写真のこのサイズのブロックが入っています。サイズ感をわかりやすくするために、ペンと撮ってみました。
対象年齢と対象性別
「赤いバケツ」は「3歳から」、「青いバケツ」は「5歳から」と対象年齢が分かれています。入っているブロックの細かさなどにより、手先の緻密さが求められるために対象年齢を分けています。
対象性別は、赤も青も「男女共用」。内容物を実際見ても、男の子、女の子関係なく遊べます。カラーで「赤」=「女の子向け」、「青」=「男の子向け」と思ってしまいがちですが、関係ありません。
ピース数
「赤いバケツ」は、428ピース。
「青いバケツ」は、471ピース。
青いバケツのほうが、43ピースほど多い。青のほうが細かいブロックがたくさん入っているので、ピース数が多くなります。
中身のブロックの違い
「赤いバケツ」「青いバケツ」双方とも、同じサイズのブロックも入っています。一部は被ってます。
明らかに違うのは、ブロックの最小サイズと、全体のブロックに占める小さいブロックの比率です。
「赤いバケツ」は、対象年齢が3歳からとされているため、最小サイズがポッチが2×2のブロック。これが一番小さいサイズとなります。
「青いバケツ」は、対象年齢が5歳からとされているため、同じポッチが2×2でも高さが3分の1のものがあったり、ポッチが1つの一番小さいブロックもふんだんに入っています。もちろん大きいブロックも含まれており、多彩なサイズが入っています。
また、ブロック以外の人形や家の部品なども、赤いバケツは大きい部品、青いバケツは小さくて細かい部品が入っています。写真左の人形が赤いバケツに入っていたもの、右の人形が青いバケツに入っていたものです。
小さいブロックは、5歳児でも鼻や耳に入れてしまうことがあるということも聞きましたので、親が注意しないとですね。
基礎板の違い
基礎板という板の上にブロックを組み上げていくと、ブロック遊びがはかどるようです。
標準で「赤いバケツ」に入っている基礎板は、ポッチが8×16。小さいです。
「青いバケツ」はさらに小さくて、ポッチ6×12が2枚。
基礎板(プレート)は別売りでもあるので、追加で買い足す人が多いようです。プラスチック1枚板のくせに、ちょっと高い。
この別売りプレートも、実物を見ると、思っていたより小さくてびっくりすると思います。
「赤いバケツ」「青いバケツ」どっちを買う?
「対象年齢」には素直に従ったほうが良い
親バカなもので「小さいブロックを早めの年齢に与えたら、手先が器用になるとかないのかな?」と思い、いきなり3歳児に「青いバケツ」を買い与えようかと考えました。
レゴの公式サポートに、不明なバケツの内容物などについてメールで問い合わせをした際に、「赤いバケツと青いバケツの対象年齢を分けている理由を教えてください。3歳にいきなり青いバケツでのレゴデビューは厳しいでしょうか?」と質問を送ってみました。
サポートから、はっとさせられる納得の回答を頂いたので、ここに引用します。
個人差はありますが、3歳と5歳のお子様では指先の巧緻性が異なります。
あまり薄い、または小さな形状のブロックは、3歳のお子様にはすぐに使いこなすのが難しく、「楽しい遊びの経験」の前に「困難な課題」となってしまうことがないように、赤いバケツをお勧めしています。
その後はご両親様がご覧いただいて、そのお子様にとりまして必要な時期に青いバケツを追加していただければ幸いです。
「楽しいおもちゃを買い与えたつもりが、いきなりストレスフルで困難な課題をぶつけてどうする」と。いやもう大反省です。考えを改めました。
今回のレゴ購入のスポンサーがおじいちゃんおばあちゃんだったため、我が家は最終的には赤も青も一気に購入してしまったのですが、青の小さいブロックはより分けて大きいブロックのみ残し、息子が使いこなせる年齢になるまでしまっておく予定です。
対象年齢の考え方は、普通のレゴブロックより大きい「デュプロ」シリーズでも同じです。こちらは「1歳半から」が対象年齢になります。
我が家の経験上、「デュプロ」は1歳台では難しく親が組み立てたのをいじるだけ、「2歳」にならないとまともに遊べない印象です。
デュプロの緑のバケツで慣れて、ブロックを口に入れなくなったりしたら赤いバケツへ。さらに慣れて手先が器用になってきたと感じたら青いバケツへ。タイミングを見て徐々にステップアップ。
親の先へ先へと行きたくなる気持ちも十分わかりますが、レゴの対象年齢設定には素直に従ったほうが良さそうです。絵本や他のおもちゃの「緩めの対象年齢」とはちょっと違い、レゴは理にかなった対象年齢設定のように感じます。
まとめ
「子どもの年齢や成長に合ったものを与える」というのは何ごとにも通じますが、その中でも「背伸びをしてもたいして問題ないもの」「問題がおおいにあるもの」があるということを今回学びました。
おもちゃはまず「楽しく遊ぶこと」が前提。子どもが下手にストレスを貯めるようなおもちゃを与えてはいけない。肝に銘じます。
自分の子どもにあったレゴのブロックを、子どもの年齢や成長に適したタイミングで与えていくのも親の役目。しっかり子どもの様子を観察しつつ、お互い、子どもの成長をうまく引き上げていきたいものですね。
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