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「東武博物館」子供連れはじめてガイド

   

東武博物館 (17)

いつでも行けると思うと行かない。そんな典型だった東京にある東武鉄道の「東武博物館」に、電車好きの3歳の息子とふたりで行ってきました。妻はお友達とお出かけ。

「東武博物館ってどんなところ?」「混雑ぐあいは?」「授乳室など子ども連れ向けの設備はどう?」

鉄道に全く興味がない「鉄分ゼロ」のワタクシが、いつも通り「子連れ視点」で中心に東武博物館をレビュー(クチコミ)。子ども連れで東武博物館に行ってみようかなとお考えのパパママ向けのエントリーです。

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東武博物館の子ども連れレビュー

東武博物館とは?

東武グループに馴染みがない方向けにさらっとご説明しますと、関東の1都4県にまたがる私鉄の「東武鉄道」を中心に、デパートやホテルの運営、マンションや住宅の事業など様々な商売をやっているグループです。

東京スカイツリーがある場所は、昔、東武鉄道の操車場だった場所で、スカイツリーと周辺施設の開発と運営も東武鉄道が中心となって手がけているものです。

そんな東武鉄道の歴史と電車のいろいろを学べる場「東武博物館」

東武博物館

場所は東京の東側、墨田区。東武スカイツリーライン東向島駅を降りてすぐ真横です。

東京スカイツリーまでは電車で2駅の距離。歩いてもいいけど、30分くらいかかるから素直に電車に乗ったほうが良いと思う。

入館料は、4歳以上中学生以下100円、大人200円です。東武鉄道の株主優待セットに博物館の入館無料券が入っているみたいです。

あと、月曜日と年末年始は休館なのでご注意を。
 

何が展示されているの?

東武博物館 (18)

東武鉄道の引退した車両や、部品やプレートなど好きな人にはたまらんであろうアイテムが数多く展示されています。

東武博物館 (15)

レールがただ並べてあるのなんて、素人には何が何やらさっぱり・・・

博物館に入ってすぐに展示されている機関車は、1日のうち数回デモンストレーションを行います。機関車の車輪が大きな音を出して回り(前に進まないようになっている)、汽笛を鳴らす姿に、小さい子どもはみんな大喜び。

入り口にデモンストレーションの時間が掲示されているので、入館してすぐにチェックしてから館内を回り始めたほうがいいです。

東武博物館 (13)

外にも引退した車両が展示してあったり。

東武博物館 (6)

現行車両の特急スペーシア(日光や鬼怒川温泉に行ける)の個室もあり、旅行気分を味わえたりもします。

東武博物館 (19)
 

一番人気は運転シミュレーター

展示物の中でも一番人気は運転シミュレーター。

電車の模型を動かすタイプ。これは4つ運転席がありました。

東武博物館 (1)

東武博物館 (20)

電車の模型を、指示に従って駅に停車させます。3歳の息子はまだよくわからなくて、がちゃがちゃと運転席のレバーをいじるだけ。それだけで満足そうです。

本格的な運転シミュレーターもあります。こちらは3台。写真に入ってないけど、この右奥にもう1台ある。

東武博物館 (3)

開館直後なのでまだ空いてますが、すでに手袋持参で指さし確認しながら電車好きな方々が楽しそうにやられてます。この後、子ども連れで行列になりました。

本格的な運転席とハイビジョンな映像で臨場感ばっちり。こちらもブレーキを制御して駅にぴたりと止められるか?と、運転手さん気分を味わえます。ひとり所要時間5分くらいで、次の人に変わるルールです。

東武博物館 (5)

運転手のOBの方でしょうか、おじさんがシミュレーターの脇に立っていて、運転操作などを教えてくれます。

どうせ「パパいらない!ひとりでやる!」ってご機嫌損ねるからと、息子ひとりを運転席に座らせて「よしやってみろ!」って無茶ぶりしてたら、「膝の上に乗せてあげなきゃ、背が足りないから子どもが画面見えないでしょ!」とそのおじさんにキツめに注意されてしまいました。雑な親ですいません。
 

個人的に「おおー」と思った展示物

他にもいろいろあってミニチュアの電車が動くジオラマとかもありましたが、僕が「おおー」と思ったのはこれ。

パンタグラフをボタンを押してで実際に上げたり下げたりできるやつ。大きな音を立てて動くパンタグラフに、息子大興奮。

東武博物館 (2)

パンタグラフを上げ下げしたのは、人生で初めてで(あたりまえ)、この後も絶対にないと断言できる。

それから、東武博物館は東武スカイツリーライン東向島駅の真横にあり、実際に東武の電車が走る姿を間近で見られるスポットにも、何気に食いついてしまった。僕が、です。

東武博物館 (10)

窓から外を見ると東向島駅とホームと電車のレールが目の前。

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東向島駅を発着する電車の車輪がすぐ近くに!これはかなり迫力があって、おもしろかったです。

東武博物館 (9)

 

子ども連れ向けの設備をチェック

東武博物館 (12)

館内、段差なども多いのでベビーカーで回るのはつらい。ベビーカー置き場が入り口横にあります。

また同じく入り口横には、無料のコインロッカーあり。荷物が多い場合には助かります。

その他、授乳室も完備。トイレにおむつ替えスペースあり。トイレには子ども用の小さい便器もあります。トイレもきれい。

持ち込みで食事をするスペースもきちんとありました。

東武博物館 (8)
 

混雑ぐあいは?

今回行ったのは2014年7月、夏休みにはまだなっていない土曜日。朝10時の開館と同時に入りました。

ブログ用に他の人が写り込まないようにと空いているうちにざっと写真撮ったので、写真から混雑ぐあいはまったく伝わらないと思います。

この直後、保育園と幼稚園、2つの親子遠足とバッティングしてしまい、混雑。シミュレーターも行列。

11時には、食事スペースも満席。おにぎり持参で行ったのですが、「家帰って食べようか・・・」と息子と言いながら3回くらい食事スペースをうろうろしていたらたまたま席が空いたので食べられたという。

また、子どもたちが「ぎゃあああー」と走り回る状況に、「お子様を走らせないように!目を離さないように!!」と若干キレ気味の館内放送が何度か流れていました。

未就学児の子連れ8割、小学生くらい1割、電車マニア1割。そんなお客の比率です。

空調のきいたスペースで子どもを比較的自由に遊ばせることができるので、夏休み期間などは絶対に混雑するであろう、というのは容易に想像できます。土曜午前でけっこう混んでましたから、日曜祝日はさらに人が多いと思われます。

平日はすいていると聞いたことがあります。団体客とぶつかってしまうとアウトですけどね。

 

総合評価:スカイツリーからわざわざ足を延ばすほどではない

東武博物館 (16)

展示の量は、端から端まで見ても、電車に興味がない人は1時間もかからず見終わってしまいます。

今回は息子が見たいところに全部付き合って、何回もぐるぐる回って、お弁当も食べて、2時間半の滞在でした。正直、最後は完全に飽きました。息子はまだ見たそうでしたが。

好きな人にはたまらないでしょうけど、パパママの「子どものために連れて行く」の発想で考えると、別に「こいつは見ておいたほうがいい」とイチオシな感じではない。遠方から来た場合、時間に限りのあるスカイツリー観光のルートに組み込むほどの場所ではありません。

相当電車が好き、本格的なシミュレーターに何回も並びなおしても楽しみたい、東武鉄道に思い入れがあって昔の車両を懐かしみたいなど目的があれば楽しいとは思いますが。

「なんでこんなに混んでるんだろう?」と不思議でしたが。よくよく考えたら、外で子どもを遊ばせられない暑い日にクーラーがきいていおり、近場で大してお金もかからずに子どもを自由に遊ばせられ、かつ子どもが喜ぶスポットってそうそうない。だからこういうところが重宝され人気なんだろうなと。そんな結論に行き着きました。

ピクニックがてら、真夏に涼む。そんな子連れのゆるい感じなら、十分使える施設です。今度はすいている時狙って行ってみます。

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