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超コンパクトで軽量なカメラ三脚 ベルボン「CUBE」おすすめレビュー

      2014/11/10

コンパクト三脚Velbon(ベルボン)のCUBE(キューブ) (1)

カメラを買い替え、うれしくてアホみたいに写真を撮っていく中でふと気づく「息子と妻の写真ばかりで、オレ写ってないじゃん・・・」

まあ、撮影者イコール自分が写っていないのは当たり前なのですが、なんか寂しい。

「そうだ、三脚を買おう」

今さらながら子どもの成長とともに家族全員が写った写真をきちんと残したくなった。そして、家族集合写真を撮るならカメラ三脚が必要だ!と、人生で初めて三脚を本気で探して、購入してみた。

たかが三脚とあなどるなかれ。ひさびさに「これすげえ!」となった、モノ好き感度ビンビンのアイテム。レビューいきます。

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 探せ!軽くてコンパクトなカメラ三脚

一般的なカメラ三脚のイメージだと、「重い」「でかい」「かさばる」。そんなの持ち歩けない。

「軽くて」「コンパクトで」「かさばらずに」カバンに入れて気軽に旅行などでも持ち運べる、そんな便利な三脚はないの?

いや、卓上型の小さい三脚じゃ用が足りないんだよ。欲しいのはそれじゃない。「旅行先で地面に立てて、家族集合写真を撮れる高さになる三脚」が欲しい。

「そんなパーフェクトな三脚が存在するの?」

「あるんです」

探しに探しまくったら見つけた。すんごい自分の要望にズバっとハマったカメラ三脚。その名もVelbon(ベルボン)社の「CUBE(キューブ)」

ベルボンって海外のメーカーかと思ったら、60年も三脚を作り続けているれっきとした日本のメーカーです。カメラ好きからも評価が高い。

 

Velbon(ベルボン)のCUBE(キューブ)使用レビュー

CUBEの大きさチェック

コンパクト三脚Velbon(ベルボン)のCUBE(キューブ) (6)

 

パッケージに踊る文字「世界最速」って何だ?「三脚のセッティングが「世界最速」でできる」って売りのようです。そのあたりは下で細かく解説。

パッケージの中身は、三脚本体に、付属品の持ち運び用ナイロンケース、説明書と保証書が入っています。

三脚は、超コンパクトサイズ。基本の持ち運び時の高さが24cm、横が9cm。厚さは3.2cm。

500mlのペットボトルとサイズ比較してみます。高さは三脚のほうが少し長いが、横幅はほぼ変わらない。

コンパクト三脚Velbon(ベルボン)のCUBE(キューブ) (27)

本体重量は390g。三脚の中ではかなり軽い部類。500mlのペットボトル1本の重さにも満たないので、携帯が楽です。

脚を広げて、

コンパクト三脚Velbon(ベルボン)のCUBE(キューブ) (28)

立てる。これで高さ22.8cmの小型三脚が完成。ブログ用のブツ撮りならこの高さでいけます。

コンパクト三脚Velbon(ベルボン)のCUBE(キューブ) (20)

 

世界最速!瞬時に三脚セッティング

こいつの本領発揮はここから。脚の根元を手で内側にぎゅっと握って(ロックがはずれる)、もう片方の手で脚を掴んで一気に引き出す。

コンパクト三脚Velbon(ベルボン)のCUBE(キューブ) (5)

コンパクト三脚Velbon(ベルボン)のCUBE(キューブ) (23)

男心をくすぐるメカっぽい仕組みで脚をカシャ、カシャ、カシャーン!と引き出すと、最大引き出し時、94cmの高さのある三脚となります。えっと、オーバーめに表現しているだけで音はそんなにうるさくはない。収納時も同じ要領。

1秒で脚を引き出し、1秒で3本の脚を開き、1秒で立てる。計3秒。これが「世界最速」とうたう、三脚セッティングです。はい。

コンパクト三脚Velbon(ベルボン)のCUBE(キューブ) (3)

シュッと細い端正なルックス。基本的に92cmの高さがあれば、集合写真など通常の撮影は滞りなく進みます。

脚は全部で8段。伸縮は非常にスムーズ。ひっかかりもありません。

コンパクト三脚Velbon(ベルボン)のCUBE(キューブ) (19)

がしっとしたタイプの三脚ではなく、軽量化を狙った細いアルミの脚なので若干ふにゃふにゃっとしてますが、別に強度に欠けるわけでもなし。

立てる際の設置は、たわませて地面に突っ張るイメージ。きちんと3本の脚を伸ばしきり、がっちり広げて3点で固定すれば、不安定さは一切感じません。

 

カメラ固定・傾きの調整などの操作性

カメラをセッティングして傾きや向きを調整する部分を「雲台(うんだい)」と言うみたいです。恥ずかしながら、今これを書きながら知りました。

雲台を上から見た図。どのカメラも底面にネジの受けが必ずあるので、この雲台のネジ部分を合わせてカメラをセッティングします。

コンパクト三脚Velbon(ベルボン)のCUBE(キューブ) (26)

ダイヤルネジを回してカメラを固定。固定にさして時間はかかりません。

コンパクト三脚Velbon(ベルボン)のCUBE(キューブ) (24)

洗濯バサミの要領で、つまみ部分を指でつまんでぐりぐり前後左右に動かすと雲台が動く。縦横自由自在なので、思うようなカメラの傾きや向きの調整が可能となります。

最初、キコキコと雲台の動きが悪かったので、矢印の球の部分に潤滑用シリコンスプレーを吹き付けたらスムーズに動くようになった。

 

コンパクト三脚Velbon(ベルボン)のCUBE(キューブ) (25)

カメラをセッティングしてみるとこんな感じ。

コンパクト三脚Velbon(ベルボン)のCUBE(キューブ) (21)

ボタンひとつのワンタッチで雲台が跳ね上がって、カメラの「縦撮り」も出来ます。

コンパクト三脚Velbon(ベルボン)のCUBE(キューブ) (22)

ベルボンの「CUBE」に取り付けられるカメラの推奨重量は、メーカーのカタログを見ると最大「400g」

これは、コンパクトデジカメの重さなら余裕。カメラのバランスにもよるけど、ミラーレス一眼でもだいたいいけそう。

大きいデジタル一眼はキツイです。三脚ごとバランス崩してひっくり返り、高級カメラが壊れたらしゃれにならないので、デジタル一眼の取り付けはやめたほうが良さそうです。

あと、機種によるだろうけどビデオカメラもいけます。うちにあるビクターのエブリオをセットしてみたけど問題なく使えました。

 

収納ケースも優秀

専用のナイロン製収納ケースが付属品としてついています。

コンパクト三脚Velbon(ベルボン)のCUBE(キューブ) (10)

三脚がすっぽり入るサイズ。

コンパクト三脚Velbon(ベルボン)のCUBE(キューブ) (11)

紐を引き絞ると口が閉じます。

コンパクト三脚Velbon(ベルボン)のCUBE(キューブ) (12)

ビローンと長い紐でなく、手に持ちやすいちょうどよい長さ。ぶらぶらとぶら下げても持ち歩きしやすく、カバンの中で無駄に他のものに引っかかったりもしない。細かいところだけど、この絶妙な紐の長さは「考えられているなあ」と感心した。

コンパクト三脚Velbon(ベルボン)のCUBE(キューブ) (13)

 

ベルボン「CUBE」のイマイチなところ

褒めてばかりもなんなので、イマイチなところのダメ出しもしておきます。

 

収納時に手が汚れる

収納する際に、地面に接触しているゴム球部分を手の平でぐいっと押す必要があり、手が汚れる場合があります。

コンパクト三脚Velbon(ベルボン)のCUBE(キューブ) (26)

脚を伸ばす際、収納する際、ここは「触らないようにする」しか対策方法がなさそう。ただ、このゴム球の部分をぐっと手で掴まないとスムーズに脚の伸縮ができず、売りの「設置のスピーディさ」に欠ける。もう手が汚れるのは仕方ない、と割り切って使ってます。

 

中間の高さで固定できない

収納時のコンパクト高22.8cmか、全部引き出した高さ96cmの2パターンしかなく、中間の高さ設定はできない仕様。

これ、途中の高さも細かくできたら最高ですけど、残念ながら「できません」とメーカーは言っている。

それでも一応は、試してみる。できなくないけど、任意の高さでロックできるわけでもなくすごい不安定です。カメラが倒れる危険性あり。また、脚の収納が8段で細かく、3本それぞれの高さをバランス良く揃えるのもちょっとめんどくさい。

なので、素直にやめといたほうが良さそうです。あとは自己責任で。

 

コンパクトな三脚を探しているなら間違いなくおすすめ!

コンパクト三脚Velbon(ベルボン)のCUBE(キューブ) (2)

手ブレの影響を受けずにカメラを固定して撮影したい、といった時にも三脚は有効。ずっとカメラを構えておかなければいけないような時(子どもの発表会など)も、三脚を広げずに一脚として立てて使えばアングルを固定でき、手も疲れません。ビデオカメラでも使えるので、意外と出番はありそう。

三脚のある生活を初めてやってみて知ったのですが、観光地など三脚の使用禁止の場所も多いです。文化財が傷つくとか、人の往来があって危ないとか、いろいろ理由はありますが、他の人の迷惑にならないようにマナーを守って使いたいものです。

とにかく、コンパクトさで携帯しやすい三脚という選択肢の中では、ベルボンの「CUBE」が群を抜いている。

不安定な場所にカメラを無理やりセットしてタイマー撮影の間にカメラが落ちやしないか心配して落ち着かない人も、道行く人にシャッターを押すのを頼むのに気後れしていた人も、もろもろクリアして撮ったところで子どものまともな顔の写真が1枚も撮れてなくてため息つく人も、まあ全部僕ですけど、この三脚があれば家族写真も問題なし。

我が子が笑顔の家族写真を満足いくまで何カットでも撮れます。

必要な時にさっと取り出して、さっと広げて、華麗に撮影。パパかっこいいだろ。このスピーディさはホント素晴らしい。

そして、何よりも特筆すべきは、やはりコンパクトなサイズと軽さ。ペットボトル1本分の三脚を、カバンにポンと放り込み、持ち運べる。何かと荷物が多く、カバンが重くなりがちな子育て家庭にはありがたいサイズです。

持ち歩きに不向きだったカメラ三脚を、とことんそぎ落として持ち運び可能にした、言うならば「三脚界のウォークマン」

「ウォークマンって何?」って世代はこのブログ読んでいないと思うけど、とにかくそんな下手くそなキャッチフレーズを1日がかりで考えてつけたくなるような革新的なグッズ。

確実に今年買って良かったもの上位に食い込むおすすめアイテムです。買っておいて損はない。

 - モノのレビュー/使用感, 子供以外のモノ ,

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